お部屋探しのチェックポイント
必ず物件の下見をしましょう!
インターネットを利用して、簡単に物件情報を得られるようになってきました。しかし、毎年、物件の下見をせずに住まいを決めて、「こんなはずではなかった」と後悔している学生が後を絶ちません。物件の構造・周辺の環境等を実際に自分の目で確かめることは、非常に重要です。在学中、後悔しないためにぜひ物件の下見を行ってください。
部屋の下見の必需品
- メジャー・筆記用具
部屋の各寸法を測るのに必要。カーテンの長さや設置できる冷蔵庫や洗濯機のサイズなど、気になるところはくまなく計測! - カメラ
携帯電話のカメラでもOK。間取りや備え付けの設備がわかるように数枚おさえておくと、部屋づくりが楽になる。
部屋選びの共通ポイント
- 周辺環境
学校までの距離や、スーパーやコンビニ、金融機関や飲食店、病院などの場所も確認しておこう。 - インターネット環境
光やケーブル、ADSLなどさまざまな方法があるが、どの接続が可能か契約時に確認! - 建物
隣室と接する面が大きいと生活音が伝わりやすい。また2階以上の部屋の方が湿気も少なく、防犯にも都合がいい。ベランダの有無もチェック!! - 部屋の間取り
たいていは1部屋+キッチン。部屋づくりのことを考えるなら、6・8畳ぐらいのスペースがほしいところ。キッチンも2・3畳あれば、自炊する人にはとても楽。また、調理用具を片付ける場所も見ておくこと。 - 部屋のタイプ
風呂とトイレが一緒になったユニットタイプか、別々のセパレートタイプか。または風呂・トイレ共同タイプか。自分の好みをしっかり考えておこう。 - コンロ
都市ガスかプロパンガス、または電気コンロかIHクッキングヒーターか。コンロの仕様によって揃える道具が違ってくるので注意。自炊をしたい人は2コンロタイプが置けるスペースを確保したい。 - テレビ・携帯電話
テレビはアンテナ端子の形状や地デジ対応状況をチェック。場所によって街中でもテレビの室内アンテナが必要だったりする場合もある。携帯電話の電波が弱かったりするする場合もあるので確認しておくこと。 - 電気容量
一度に使用できる電気容量も必ずチェック。20~30Aあると安心。 - 洗濯機
物件によっては共同使用だったり、設置場所が屋外(ベランダ)だったりする。事前に確認しよう。 - 家賃・管理費
家賃が安い反面、共益費が高い場合も。家賃+共益費で1カ月の支出を考えよう。 - コンセント
部屋に何口あるか位置を調べておくこと。6口ぐらいあれば十分だが、少ないようなら延長コードの準備を。
お部屋づくりのチェックポイント
引越し前に揃えておきたい必須アイテムを総チェック!
まずはコレから揃えよう!
絶対必要なアイテム
- 冷蔵庫
- 炊飯器
- レンジ
- 洗濯機
- 掃除機
- デスク・チェア
- 棚(ラック)
- こたつテーブル
- ベッド
- マットレス
- 布団・布団カバー
- テレビ
忘れやすい!
要注意アイテム
- ガステーブル
- 調理用品
- 物干し竿・物干しスタンド
- 天井照明
- 延長コード
- カーテン
- カーペット・デスクカーペット
- 収納ケース
- TV用アンテナ接続コード
- テレビ台
- シューズラック
おすすめ!
あったら便利アイテム
- レンジ台・食器棚
- アイロン
- 除湿器
- フロアチェア
- 扇風機
- ミラー付きストッカー
サイズ・形状を確認しておこう!
- カーテンの長さ
- テレビアンテナの形状・位置
- コンセントの位置・数
- 冷蔵庫の置場所(ドアの開く向き)
- 洗濯機の置場所(給排水の形状)
項目別チェックポイント
リビング
床材
- フローリングタイプが人気だが冬はちょっと寒いかも。カーペットを敷くなど暖房プランを考えよう。一方、畳は保湿性・防音性に優れている。
カーテン
- 意外に買い忘れるカーテン。プライベートを守るためにも必ず準備!
- 購入の際は必ず窓のサイズを測っておくこと。
ゴミ箱
- 可燃ゴミ、不燃ゴミ、プラ容器包装、資源ゴミなど、ゴミ出ししやすいようにあらかじめ、ゴミ箱を複数用意しておくと便利。
テレビ・ビデオ
- 省スペースの液晶タイプがおすすめ。機能で選ぶなら、レコーダーやBSチューナー付きも便利です。
収納棚・押入れ
- 4~6年間の大学生活を考えると、収納棚はできるだけ大きなものを選んでおいた方がいい。教科書やプリント、本や雑貨など、棚はみるみる埋まっていく。
- 小さなカラーボックスがいくつかあると便利。うまく活用して部屋の整理整頓を心がけよう。
- 押入れは一見広そうだが、うまく収納しないとすぐに物であふれかえるので注意!
本棚
- 教科書は1年ごとに捨てずに取っておくものが多いので、本棚は必要。
ベッド・布団
- ベッドにすると、いちいち布団を敷く手間がないし、ベッド下の空きスペースを収納に使える。布団にすると、片付ける手間はあるものの、寝るとき以外は布団を片付けておけば、それだけ部屋が広く使える。どちらにするかは、部屋のサイズや自分の好みにあわせて。
- 寝具は、自分が寝やすいものを選ぶこと。特に冬用に毛布は必須! 夏用にはタオルケット等があるといいかも。
延長コード
- 部屋づくりの自由度が広がる。極端なタコ足配線にならないように注意。
デスク・イス
- 勉強机と食卓を兼用する人も多いが、ちゃんと勉強するなら専用のデスクがおすすめ。ただし、部屋のサイズを考慮しないとかえって邪魔になることも。
- 食卓を置く予定の人は、冬のことを見越してコタツで兼用することも。夏は布団を外して使えばOK!
ミラー
- 身だしなみを整えるのは一人前の証。ぜひ用意しておきたいアイテム。ミラー付きストッカーはたっぷりと収納できてとても便利。
暖房器具
- 雪国富山では、エアコンだけではちょっと心もとない。こたつ、電気カーペット、ハロゲンヒーターなどもあわせて用意しよう。
掃除道具
- 掃除機にモップ、コロコロなど、場所にあわせた道具を揃えよう。
除湿器
- 富山生活の隠れた必需品。晴れの少ない冬の間でも、これさえあれば部屋干しでもOK。
風呂・トイレ
洗濯機
- 洗濯機を設置する場所、サイズは必ず確認しておくこと。
- タイプによって一度に洗える量に違いがあります。時間予約ができるものが便利です。
- 湿気の多い富山ではカビに強いステンレス製のものがおすすめ。樹脂製はカビが発生しやすい。
生活雑貨
- トイレットペーパー、シャンプー・リンス、石鹸、ゴミ袋、シャワーカーテンetc.
- とかく忘れがちな雑貨類は、大学生協や近くのスーパー・コンビニでも買えるので、最初の数日間が過ごせる用意があればOK。
キッチン
調理道具・食器
- 最初は必要最小限で充分。生活に余裕が出てきたら、徐々に買い足そう。
- 困ったときは、100均ショップへ。たいていの小物が揃えられる。
食器棚
- 自炊しないならば、キッチン収納で充分。生活に慣れてきて食器類が必要になってから用意しても遅くはない。
冷蔵庫
- 自炊する人は120リットル以上がおすすめ。部屋のサイズを確かめてからチョイス。
- 部屋の配置によっては、冷蔵庫の扉の開き方が逆になることも・・・。
- 直冷式は霜がつきやすいので、少々値がはるがファン式を選ぼう。
コンロ
- コンロは2口あると自炊に便利。ガスには、プロパンガスと都市ガスの2種類があり、それぞれ使えるコンロが違うので必ず確認すること!
- コンロと壁の間には防火シートを先に敷いて、壁から10cm以上あけてコンロを設置しよう。
- IHクッキングヒーターの人は調理器具が対応しているか確かめておくこと。
炊飯ジャー
- ひとり暮らしなので3合まで炊けるもので十分。
電子レンジ
- オーブン機能もついたタイプがオススメ。また、食器を選ぶ際も、電子レンジ対応か確かめておくと、ムダがない。